中学生の保護者のへ→国語がなぜ重要か?


こんにちは。福岡市にある福岡国語塾Arcaの塾長です。

親世代とはまったく違う、今の大学受験国語

私たち親の世代が受験生だった頃、センター試験の国語は「現代文2題、古文1題、漢文1題」という構成でした。制限時間80分に対して、本文の総文字数はおよそ8,000〜9,000字程度。設問も比較的オーソドックスで、落ち着いて読めば十分に対応できるものでした。正直、時間が余ることもありましたし、「国語はセンスだから勉強してもあまり変わらない」なんて言われていた時代です。

ところが今の共通テストは違います。

文字数は1万字を優に超え、しかも「実用的な文章」という新しいタイプの問題が加わりました。図表やグラフや写真などの資料を読み、情報を統合して答えを導く問題が出題されます。

読むスピードが遅ければ、最後まで解き切れません。記述式こそ導入されませんでしたが、思考力を問う設問は確実に増えています。選択肢も巧妙になり、「なんとなく」では正解できなくなっています。

さらに国公立大学の二次試験では、記述問題が当たり前。字数制限のある要約、理由説明、内容説明——これらを限られた時間で書き上げる力が求められます。私立大学でも、難関校になればなるほど、深い読解力がないと太刀打ちできない問題が増えています。

つまり、「高校に入ってから受験勉強として国語をやる」という従来のやり方では、もう追いつかないのです。

英語の負担増・情報の必修化などで、国語に割ける時間は激減している

さらに追い打ちをかけているのが、高校生の学習環境の変化です。

英語は、4技能化によって学習量が大幅に増えました。リーディング、リスニングに加えて、ライティングやスピーキングの対策も必要です。単語も文法も、私たちの時代より明らかに負担が重くなっています。覚えるべき単語数は、以前の1.5倍近くになったとも言われています。

そして2025年からは「情報」という新科目が共通テストに加わりました。プログラミングの基礎、データ分析——全く新しい分野を、ゼロから学ばなければなりません。

数学や理科、地歴公民といった従来の科目も、当然しっかりやらなければなりません。部活動や学校行事もあります。

つまり、高校生が国語に使える時間は、昔と比べて圧倒的に少なくなっているのです。

そんな状況で、「高校に入ってから国語も頑張ろう」と思っても、現実には他の科目に時間を取られ、国語は後回しになります。「まだ時間があるから」と先延ばしにしているうちに高3になり、そして気づいたときには手遅れになっている——これが今の受験生の実情です。

実際、私が見てきた高校3年生の中には、「もっと早く国語をちゃんとやっておけばよかった」と後悔している生徒が本当にたくさんいます。

「国語は才能」という誤解が、さらに事態を悪化させている

もう一つ、厄介な問題があります。

「国語はセンスだから、勉強してもあまり伸びない」という根強い誤解です。

これは完全に間違いです。国語にも、明確な「型」があり、「解き方」があります。論理的に読み、論理的に解く——そのプロセスを正しく学べば、国語の成績は確実に上がります。

ところが、多くの生徒や保護者の方が「国語は才能」と思い込んでいるために、他の科目を優先してしまうのです。「数学や英語は勉強すれば伸びるけど、国語はどうせ変わらないから」と。

結果として、国語の勉強が後回しになり、基礎が固まらないまま受験を迎えることになります。

でも、逆に考えてみてください。もし中学生のうちに国語の基礎をしっかり固めておけば、高校では国語にほとんど時間を使わなくても安定して得点できるようになります。これは、受験全体で考えたとき、どれほど大きなアドバンテージでしょうか。

中学生の時期に国語の「体力」をつけるべき理由

では、どうすればいいのか。

答えはシンプルです。中学生のうちに国語の基礎体力をしっかりつけておくことです。

中学1・2年生の段階であれば、まだ時間に余裕があります。高校受験に向けた勉強をしながら、同時に「大学受験でも通用する読解力」を育てることができます。

たとえば、評論文を読むときに「筆者の主張はどこか」を正確につかむ力。接続語や指示語から文章の構造を見抜く力。抽象的な概念を具体例と結びつけて理解する力。対比や因果関係を整理しながら読む力。こうした力は、高校受験でも大学受験でも変わらず求められるものです。

古文や漢文についても同じです。文法や句法の基礎は、中学生のうちに固めておけば、高校の授業がずっと楽になります。高校では応用問題に時間を使えるようになり、結果として大学受験でも有利になります。

つまり、高校受験の国語対策を「その場しのぎ」にするのではなく、大学受験まで見据えた本質的な力として積み上げていく。それが、今の時代に最も効率的で確実な学習方法なのです。

中学生の時期は、じっくり考える時間があります。焦らず、丁寧に、一つ一つの文章と向き合うことができます。この時期に培った読解力は、一生の財産になります。

「国語ができる子」は、他の科目も伸びる

もう一つ、重要なことをお伝えします。

国語力は、すべての学力の土台です。

数学の文章題が解けない、理科の実験考察問題が理解できない、社会の論述問題が書けない——これらは多くの場合、「読解力不足」が原因です。問題文を正確に読み取れていないから、何を答えればいいのかわからないのです。

英語も同じです。長文読解は結局、日本語での読解力がベースにあって初めて成り立ちます。英単語や文法がわかっても、文章全体の構造を把握する力がなければ、内容を深く理解することはできません。

つまり、国語ができる子は、他の科目も伸びやすいのです。

逆に言えば、国語の基礎ができていない状態で他の科目を勉強しても、どこかで必ず壁にぶつかります。中学生のうちに国語の土台を作っておくことは、受験全体の成功につながるのです。

Arcaでは、中1・2から大学受験基礎レベルまで育てます

福岡国語塾Arcaでは、中学1・2年生の段階から、大学受験の基礎となる国語力を育てるカリキュラムを組んでいます

高校受験に必要な力はもちろん押さえながら、共通テストレベルの文章にも対応できる読解力を段階的に養成します。具体的には、評論文・小説・随筆といった文章ジャンルをまんべんなく学び、精読学習によって骨太の読解力を養います。

古文・漢文についても、高校で困らないよう、文法や句法の土台を早い段階から積み上げていきます。ただ暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を理解しながら学ぶので、忘れにくく、応用が利く知識になります。

また、Arcaの特徴は少人数制です。一人ひとりの理解度を確認しながら進めるので、「わかったつもり」で終わることがありません。質問もしやすい環境ですし、答案の添削も丁寧に行います。

大手塾のように、一方的に問題を解説して終わり、ということはしません。一つ一つの文章に向き合い、なぜその答えになるのか、どう読めばよかったのかを、きちんと言語化して理解させます。

高校に入ってから「英語も情報も大変なのに、国語も何とかしなきゃ」と焦るのではなく、中学生のうちに国語を得意科目にしておく。そうすれば、高校では他の科目に集中できますし、何より受験全体が驚くほど楽になります。

国語は「積み上げ」の科目です

国語は、一夜漬けで何とかなる科目ではありません。でも、早いうちからコツコツ積み上げれば、必ず武器になります。

しかも、一度身につけた読解力は、受験が終わってからも役に立ちます。大学でのレポート作成、社会人になってからの資料読解、論理的な思考——すべての基礎になるのが国語力です。

お子さんの将来を考えたとき、中学生のうちに国語の基礎を固めておくことは、目先の受験対策以上の意味を持ちます。

もし「うちの子にも早めに力をつけさせたい」「高校に入ってから困らないようにしたい」とお考えでしたら、ぜひ一度、Arcaの体験授業にお越しください。お子さんの今の力を見させていただき、どんなふうに伸ばしていけるか、具体的にお話しします。

中学生という、まだ時間に余裕のあるうちに。そして、じっくり考える力を育てられるうちに。一緒に、お子さんの国語力を育てていきましょう。

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