国語のできない人の特徴。克服法は?


大学受験指導を15年続けてきた中で、国語が苦手な生徒には共通する特徴があることに気づきました。小学生から高校生まで、学年を問わず見られるこれらの特徴と、その具体的な対策についてお話しします。

国語ができない生徒に見られる6つの特徴

①語彙力の不足

本文中に未知の語が複数出てくると、推測するしかありません。しかし、その推測はほぼ外れます。結果として、文章を読んでいるのではなく、ただ「文字づら」を眺めているだけの状態になってしまいます。自分の知っている単語だけをつないで、適当な解釈をしているケースも少なくありません。

②「意味」として文章を捉えられない

①と密接に関連しますが、文字面を追いかけるだけで、文章を「意味のまとまり」として理解することができません。一文一文が頭の中でバラバラになってしまい、筆者が何を伝えようとしているのかが見えてこないのです。

③背景知識や教養の欠如

文章に書かれているテーマについての最低限の知識がないため、筆者がなぜそのテーマを取り上げているのか、筆者の主張がどういう意味を持っているのかを具体的にイメージできません。知識がないと、書かれている内容が「自分とは無関係な話」に思えてしまい、読解への意欲も低下します。

④「読めたつもり」の危険性

これは特に厄介な問題です。例えば、芸術行為全般について一般的・普遍的なことを論じた文章なのに、具体例として挙げられたピカソの話題を「主張」と錯覚し、「この文章はピカソについて論じた文章だ」などと勘違いしてしまう。しかし本人は読めたつもりになっているので、その勘違いに気づくことができません。

⑤思考の体力不足

そもそも集中力を持って本文を読み切ることができません。長い文章になると途中で集中が切れてしまい、最後まで一貫した理解を保つことができないのです。これは「思考の体力」の問題と言えるでしょう。

⑥文章全体の構造把握ができない

対比関係や因果関係、抽象と具体の関係など、文章全体の流れが把握できていません。断片的なレベルでわかる箇所はあっても、全体としての文章の組み立てがまったく理解できていない状態です。

しかし、明確な対策は存在します!

ここまで読んで不安になった方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。これらの問題には、すべて明確な対策法があります。正しいメソッドによる訓練を積めば、必ずできるようになります

①に対して:語彙力の養成

語彙集を活用するのも有効ですが、長期的に見れば読書や新聞などの活字媒体に触れる習慣づくりが最も大切です。Arcaでは読書の習慣づけをしっかりとサポートします。なお、塾長は多くの高校で採用されている語彙集の著者でもあり、語彙指導の分野にかけては一線級の知識とメソッドを持っていると自負しています。

②に対して:辞書を引く習慣とメモ取り

きちんと辞書を引くクセをつけること。そして、読解をメタ的に認識するために、読解メモをつけながら読む訓練をします。多くの受験生はこの作業を「無駄」「面倒」という理由でやっていません。頭に汗をかかないで苦手を克服できるとでも思っているのでしょうか。おめでたい人たちです。ない、Arcaでは効果的なメモ取りの方法を丁寧に指導します。この訓練を続ければみるみるうちに文章理解力が向上していきます。

③に対して:テーマ知識の習得

頻出のテーマ知識は必ず押さえておく必要があります。ジャンルに偏らず文章を読むことが大切です。なお、塾長は中学受験・高校受験・大学受験のすべてにわたって、膨大な量の問題分析を行っていますので、近年の入試のトレンドとなっているテーマは何かということを知悉しています。また、Arcaでは塾長が一人ひとりの学習を管理するので、ジャンル偏りのない学習が可能です

④に対して:「読めたつもり」からの脱却

指導において、生徒の読解の過程を口頭で確認することで、「読めたつもり」から脱却させます。自分の理解を言語化することで、初めて理解の曖昧さに気づくことができるのです。普通の塾や学校では、先生や講師の「この文章はこう読めます」というただの【先生・講師の発表会】の場と化しており、生徒はそれを聞くだけの【観客】になっています。そのような授業を受けても、成績などあがるはずもありません。生徒本人にしっかりと思考させる、という本質的な指導は個別形式でしか実現できません。

⑤に対して:思考の持続力を鍛える

スマホやPCから離れる時間を作ることが重要です。短期的な脳への報酬を極力避けて、思考の持続力をつけることが必要です。これは単なる精神論ではなく、脳科学的にも裏付けられた方法です。Arcaの生徒は読書の面白さに気づき、自然とスマホから手が離れていきます。スマホの画面の奥にあるものよりも面白い世界があることに気づけば、スマホを長時間いじることはなくなるのです。もちろん、読書はある程度の時間がかかる行為であり、思考の持続力を自然と涵養できます

⑥に対して:論理構造を理解する読解スキルの習得

本文の論理構造を明確に理解するための読解スキルを体系的に習得します。②のメモ取りもその一環です。「ただ多くの問題をこなすだけ」という、90%の受験生がやっている非効率な学習から卒業しましょう。

Arcaが目指すのは、本質的な読解力の養成

多くの塾では問題演習の量で勝負しようとしますが、それでは根本的な力はつきません。Arcaでは、一人ひとりの弱点を正確に把握し、塾長による学習管理のもと、上記の6つの課題に対して体系的にアプローチします。

国語は「センス」ではありません。正しい方法で訓練すれば、誰でも必ず力をつけることができます。2026年春、福岡国語塾Arcaで、本物の国語力を一緒に身につけませんか。

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