久留米大学附設中の国語対策①


九州最難関中の一つ、久留米大学附設中の国語の対策についてお話しましょう。
何回かに分けてお話します。今回は、

・目標点の話

・大問1・大問2の話

いきなりですが、国語では「何点とればいい」のでしょうか。2019~2025年の合格最低点(5教科)ベースで想定してみましょう。もちろん科目ごとの難易度や受験生個々の得意不得意科目なども考慮に入れるべきですが、ここでは得点の目安を知ることが目的なのでそれらは無視して考えます。

年度合格最低点(A)得点率(B)Bから推定した国語の最低目標点
202526753.4%81点/150点
202430160.2%91点/150点
202326653.2%80点/150点
202228757.4%87点/150点
202129859.6%90点/150点
202029058.0%87点/150点
201928256.4%85点/150点

以上の表からわかるように、国語(150点満点)では90点程度の点数がとれるようになることが最低目標ということになります。もちろんこれは合格「最低」点なので、安全圏を目指すなら100点以上の得点力を身につけることが必要となります。

では、久留米大学附設中の国語で100点以上とるにはどうすればいいのでしょうか。配点は非公表ですが、およその目安を示したいと思います。

大問1(推定配点 20点)
200字作文問題:セリフのない絵だけの四コマ漫画を読んで、そこに描かれている状況を説明する問題や、文章を読んで筆者の考えに賛成あるいは反対の立場から自分の意見を述べる問題などが出題されています。
聴解問題:英語のリスニング問題の日本語バージョンです。ある程度の長さの文章が読み上げられ、それを一度だけ聞き取り(メモは可)、聞き取った内容についての数問の質問に記述で答える問題です。

【対策】
新聞の四コマ漫画のセリフを消して、絵だけの状態にして状況を説明される練習が効果的です。練習素材は弊塾が用意しますのでお任せください。また、意見記述は自分の書きやすい方で書けばいいです。このとき、自分の考えとは違っていても「書きやすい方で書く」ことが大切です。書き方のフォーマットとしては、いくつか引き出しを持って臨むといいでしょう。たとえば、「賛成(反対)の宣言→その理由→身近な事例での例証」というのはこうした意見記述の典型フォーマットです。いくつかの記述フォーマットは指導の中で落とし込みますので、すぐに慣れると思います。

聴解問題は設問は問題冊子に載っているので、先に設問を読んでおいて、何が聞かれるのかをあらかじめ把握しておくことが大切です。メモはとってもOKなので、さっとメモをとる練習が大切です。練習方法としては、易しめの読解問題を使います。設問だけ渡し、家なら保護者の方が、弊塾であれば塾長が文章を読み上げ、それを聴いて解答を書くのが有効です。

多彩な設問が想定されるので、本番は意外な設問形式が出題される可能性もありますが、こうした訓練は何らかの形で必ず役に立つはずです。

目標点数は6割、20点の配点(推定)なら12点、最悪でも8点以上は取りたいところです。

大問2 知識問題(推定配点 40点)

①口語文法
②漢字の書き取り
③漢字の熟語の知識
④漢字それ自体がもっている意味合いについての知識
⑤慣用句、ことわざ、四字熟語、故事成語など
⑥敬語の知識
⑦副詞、補助動詞などの知識

このように、かなり広範囲にわたる国語についての知識が問われています。
この中で学習すべきことが明確で対応しやすいのは①・②・⑤・⑥・⑦です。やりこむべき教材がはっきりしているからです。苦戦するのは③・④でしょうか。これについては、「ふだんから漢字を覚えるときはなるべく漢字辞典を引く」といった〝意識の高い〟勉強が求められます。かといってコスパが悪いといえば悪いので、受験勉強の開始時期によっては学習を省略する(出ないことを祈る、出たら仕方がないと割り切る)ことも必要かも知れません。とはいえ、出題されやすい漢字はわりと決まっているので、塾長が選定した漢字だけは漢字辞典に当たっておく、というのがベストな対策かもしれません。

さて、目標点数ですが、推定配点が40点としたら25点以上は取りたいところです。

覚えるべきことは多いとは思いますが、学習のなかで日本語という言語への理解が深まり、それが読解に活きてくるという副産物的な効果も期待できる分野ですから、早期対策を始めて得点源にすべきだと思います。

さて、大問1の目標点が12点、大問2の目標点が25点、あわせて37点です。全体の目標点である100点まであと63点です。
大問3・4は論説と小説の読解問題。2つの大問あわせて90点中63点(70%)を確保すればいいですね。逆にいえば、27点分間違えられるということでもあります。ただし、それは大問1・2の対策をしっかりと積んだ受験生の話です。大問1・2の対策が不十分で、取りこぼしが多いと、その分大問3・4の読解問題でのミスは一切許されない苦しい闘いになるということになります。

福岡国語塾ARCAでは、大問1・2の早期対策・完成をカリキュラム化しますので、余裕をもって大問3・4に臨めるようになります。闇雲に問題集を解くのではなく、しっかりと戦略をもってお子さんが受験に臨めるのが弊塾の強みです。

(おまけ)大問2は、解いていて面白い問題も多いので、保護者の方も楽しめるかと思います。実際に出題された問題を示しますので、ぜひ解いてみてください。

問 次の①~④の二つの(  )には、ひらがな三文字の同じ言葉が入る。それぞれ正しく埋めよ。(久留米大学附設中 2022)

① その腕時計は(  )高価で、私には(  )手が届かなかった。
② 傘を忘れてしまった(  )に、買った(  )の服が雨にぬれてしまった。
③ 森の中は(  )迷路そのもので、どちらへ進めばよいか(  )見当がつかなかった。
④ せっかく教えてもらった(  )、それから(  )数分もたてば完全に忘れてしまった。

国語パズル的な要素があって面白いです。国語パズル系の書籍もたくさん売られているので、ご家庭で親子対決などで遊びながら学習するものいいですね。

次回は久留米大学附設中の大問3・4の対策についてお話をします。

福岡国語塾ARCAでは、久留米大学附設中の国語に特化した対策もおこなっています。お子さまの力に合わせたオリジナルカリキュラムで、国語の得点力を向上させます。受講枠には限りがありますので、ぜひお早めにお問い合わせください。

先ほどの問題の答え→①とても ②ばかり ③まるで ④ものの


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