小中学生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん、今日からご家庭で始められる国語力アップの方法をご紹介します。
ズバリ、「名文の写経」です!
古今東西の名作の冒頭部分を丁寧に書き写すだけ。たったこれだけで、お子さんの国語力が劇的に変わります。
おすすめの作品例
- 『源氏物語』「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、……」
- 『徒然草』「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、……」
- 『論語』「子曰く、学びて時にこれを習ふ。亦説ばしからずや。……」
- 『坊っちゃん』「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。……」
- 『羅生門』「ある日の暮方のことである。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。……」
- 『山月記』「隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね……」
名作写経がもたらす7つの効果
- 自然な日本語のリズムが身につく
書き言葉特有の息遣いやリズム感が、体に染み込みます - 語彙が圧倒的に増える
日常会話では出会えない豊かな言葉に触れられます - 漢字の知識が自然に増える
文脈の中で漢字を学ぶので、記憶に定着しやすくなります - 集中力・忍耐力が育つ
動画やSNSで短期的な刺激に慣れた現代の子どもたちに特に必要な力です - 継続力がつく
受験勉強の基本スキル。これなくして合格はありません - 字が上手になる
丁寧に書く習慣が美しい文字を育てます - 書くことへの抵抗感がなくなる
成績の良い子は例外なく、書くことを嫌がりません
大切なポイント:文章の意味は完全に理解できなくてOKです!
毎日10分の継続が鍵
親子で時間を決めて取り組むのが成功の秘訣です。
実践の3ステップ
【ステップ1】音読する(約2分)
まず文章を声に出して一緒に読みます。3回繰り返しましょう。
【ステップ2】書き写す(約7分)
丁寧に書くことを心がけます。目安は1分あたり20〜30文字程度。急がなくて大丈夫です。
【ステップ3】もう一度音読(約1分)
自分が書いたものを見ながら、最後に1回音読します。
褒めることが何より大切
- 「難しい字だけど、バランスよく書けてるね」
- 「ママ(パパ)よりもこの漢字、上手じゃない?」
- 「音読が上手になってきたね」
具体的に、たくさん褒めてあげてください。
無理なく続けるコツ
- 毎日違う文章でなくてOK。「今週はこの文章」と決めて取り組みましょう
- 7種類用意して曜日ごとにローテーションするのもおすすめ
- ノートは何でも構いません。国語用マス目ノート、原稿用紙、白紙のコピー用紙、お好みでどうぞ
「刺さった」サインを見逃さない
お子さんがふと書き写した文章を暗唱し始めることがあります。それは、その文章が心に響いた証拠です。お子さんにも読めそうな作品なら、実際に作品全体を一緒に読んでみるのもよいでしょう。
1年間でこれだけの成果が
理想は毎日ですが、できない日があっても大丈夫。年間250回取り組んだとして、毎回平均150文字で計算すると:
37,500字 = 400字詰め原稿用紙 約100枚分!
これだけの名文を手で書き写したら、お子さんの国語力は確実に変わります。
今日から、お子さんと一緒に10分間の「名文写経」タイムを始めてみませんか?
文学作品の検索は、「青空文庫」がおすすめです。
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