前回に引き続き、大濠中の国語の分析と対策をお話します。
今回は、大問2(文学的文章)と第3問(国語の知識)です。
第2問(文学的文章)
出題傾向と文章の特徴
文学的文章は、もっぱら現代小説、かつ「児童文学」にカテゴライズされる文章が出題されています。
主人公は小学生から高校生であり、その時期の青少年特有の心理を描いた、小学生でも共感しやすい内容となっています。
ただし、年度によっては「超」長文となることもあり、比較的時間的な余裕をもって取り組む必要があると言えます。
設問の特徴と対策
設問は第1問(論理的文章)と同様、選択肢式と記述式がバランス良く出題されています。選択肢問題は、設問によってはやや高度なひっかけ選択肢が含まれていることもあるため、本文の根拠に基づいて正誤判断をする練習が必要となります。また、記述問題では本文の内容を踏まえた上で、自分なりに解答を表現する力も求められており、やや難しいものも散見されます。
設問の内容としては、
登場人物の心情を問う問題
人物像を問う問題
関連する他の文章を踏まえて解答する問題
本文の表現の特徴についての問題
などが頻出です。また、漢字の読みの問題や語句の意味を問う問題などの知識系の問題も出題されています。
設問としてはオーソドックスなものが多いですが、本文が長文化した場合、設問の検討に十分な時間がとれず、ドミノ倒し式に失点を重ねてしまうリスクもありますので、ある程度の時間を大問2で確保したいところです。
受験対策としては、Arcaでの学習を継続していけば合格圏は優に突破できると思います。通常学習以外に、普段から児童文学の優れた作品を読んでおくのもいいでしょう。大濠中の傾向に即すならば、ポプラ文庫ピュアフル、くもん出版の児童書レーベルあたりがおすすめです。普段の読書を通して、作品世界を把握する力、文字情報をイメージとして想起する力、人物の心情に共感する力を養っていくのも国語学習においては必要なことです。
第3問(国語の知識)
第3問では、ここ数年、漢字の読み書き、慣用句などの知識が問われています。小学生までで習う常用漢字の基本的な読み書き能力と、文章を読んだり書いたりするために必要な基本的な語彙知識があればほぼ満点が取れるでしょう。漢字の知識や語彙の知識は、文章読解においても必須のものとなりますので、計画的に覚えるようにしてきましょう。
福岡大学附属大濠中学校の国語対策でお困りの方は、ぜひお問い合わせください。

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